この記事は
・テクノストラクチャーの家で使われる断熱材を知りたい方
・実際に住んでみてどうだったか知りたい方
・テクノストラクチャーの家を検討中の方
におすすめです!
テクノストラクチャーの断熱材はフォームライトSLだった
にゃんこの家で使用された断熱材は標準でフォームライトSLと言う断熱材でした。
フォームライトSLの製造元はBASF INOAC ポリウレタン株式会社です。
フォームライトSLは一般に良く言われる吹き付け断熱と呼ばれる断熱法です。炭酸ガスを発生させて気泡を作り、その気泡に含まれる空気で断熱をする仕組みになっています。
フォームライトSL100は、2002年に100倍発泡の戸建て住宅用断熱材として販売を開始した、フォームライトSLシリーズの基本となる製品です。
高気密・高断熱住宅を実現できる理由は、フォーム内部の99%が空気であり、その空気で断熱をしているから。
内部ガスが空気であるため、環境負荷が小さく、断熱材の中の空気が外気と置換しても、元々が空気のため性能が劣化することはありません。
https://www.foamlite.jp/feature/product/
工務店によっては他メーカの吹き付け断熱のアクアフォームやオプションで外張り断熱の『くるみーな』ダブル断熱の『サーモロック』を選択できるようですが、にゃんこのおうちは予算も限られていたのでフォームライトSL一択でした。
環境にも優しい断熱材なんだね!でも性能的にはどうなのかな?
フォームライトSLの断熱性能はどうなの?
フォームライトSLの断熱性を考察してみます。
フォームライトSLの断熱性
フォームライトSLの断熱性は熱伝導率で0.034W/(m・K)です。よく断熱材として比較されるグラスウールの一般的な熱伝導率が0.81〜0.87W/(m・K)なので、同じ厚みであればフォームライトSLの方が断熱性に優れると言うことが言えますね。
下の写真はにゃんこ家の構造計算書に添付されていた断熱性能の表の写真になります。
にゃんこ家は断熱材が通常よりも多めに入っています。元々壁は75mmの断熱材のところを柱の厚みと同じ90mmで施工。
太陽の光が当たって熱されやすい天井は元々100mmの断熱材のところを200mmで施工してもらいました。
たまたま契約時にZEHキャンペーンと言うのをやっていて、料金は変わらず断熱材の厚みを増やしてもらえていました。
結局、家自体はZEHにはしませんでしたがキャンペーン中でラッキーでした🐱✨
断熱材の施工状態は?写真を公開します
建築途中のにゃんこ家の写真を公開します。
キッチンの後ろ側の施工写真です。柱の厚み90mm限界まで断熱材が入っています。
柱からはみ出た部分は刃物でカットされます。カットする前は硬いですが、カットすると少し柔らかいです。
天井は200mmの吹き付けになります。直射日光があたる屋根の真下なのでしっかり断熱します。
結論、暮らしてみてどうだった?
正直にいいます。にゃんこ家のLDKは和室と隣接しているため合計23.9畳ありますが、この真夏の猛暑の中でもエアコンの設定温度は27.5℃以下にはしなくても済みました。
むしろ基本28.0℃でそれでも少し暑いかな?と思う時だけ27.5℃にしたくらいです。
それだけしっかり断熱されているんだ。新築して良かったなと思ったのでした。ただ冷たい空気は下に逃げるので、2階に上がっていくときはとても暑く感じました。
温まった空気もしっかり断熱して閉じ込めているのかなと思います。
冬になったらどんな感じになるのか今から楽しみです!!
夏場はエアコンを緩くかけておけば快適だよ!
まとめると
・テクノストラクチャーの断熱材は吹き付け断熱、くるみ〜ななど色々ある
・フォームライトSLは環境に優しく性能も良い
・吹き付け断熱は厚めに吹いてもらうと快適に過ごせる
今回も最後までお読み頂きありがとうございました🐱✨
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